レギュラー170円台の地域も ガソリン高騰は脱炭素のひずみ? 今後も値上がりか

ガソリン価格が上昇し続け、実に7年ぶりの高値を更新しています。その原因はガソリンだけの問題ではなく、世界的な「脱炭素」の動きのひずみとも言える状況があります。

これぞ「脱炭素」のひずみ?

 その背景には、中国を含む世界的な「脱炭素」の動きがあります。

 石油情報センターによると、火力発電を石炭から天然ガスにシフトさせる動きのなかで、ロシアからの天然ガスをめぐって欧州と中国で取り合いのような状況になっており、天然ガス価格が高騰しているといいます。

 一方の石炭をめぐっては、中国が政治的な事情によりオーストラリアからの石炭輸入を禁止。加えて、中国国内では昨今の水害で山西省や内モンゴル自治区の石炭鉱山が操業を停止した影響などから、中国で石炭の不足と価格高騰が顕著になっているとのこと。

 かといって、天然ガスで発電するとコストが高い、しかし中国の工場を止めるわけにはいかない、そのため石油で発電している、という状況だそうです。

 解決策はどこにあるのでしょうか。ひとつは、産油国からなるOPECプラスが11月4日に開催する会合が注目されるといいます。

 産油国は昨今の需要を鑑みて、原油の減産を行ってきましたが、増産により原油の供給が増えれば、価格も下がる可能性があります。しかし、「現時点でサウジアラビアは増産に応じないと伝えられています」とのこと。

「産油国としても、いまのうちに稼いでおきたいという意図もあるでしょう。ただ、あまりに原油が高くなれば自然エネルギーの普及を早めるほか、シェールガスへのシフトも考えられます。ターニングポイントがどこになるか、見通せない状況です」(石油情報センター)

 石油情報センターは来週、10月25日(月)調査分のガソリン価格について、「小幅な値上がり」ではなく「値上がり」を予想していると話しています。

【了】

【170円台も】最新版・県別ガソリン価格「高い県 vs 安い県」

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コメント

2件のコメント

  1. 高騰と言いながらなぜ平均価格以下の写真を使うのだろうか

  2. それぐらいしないと二酸化炭素の排出量は減らないのかもしれないが、それでも必要な人は使う。

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