ANA巨大機A380 ついに「聖地」下地島へ初飛来! 激映え着陸の様子 低空で異例の試みも

分かる人にわかる空港「下地島空港」へなぜ?

 下地島空港は宮古島と橋伝いでつながる下地島に位置します。

 ここは、かつてパイロットの訓練用空港として名が知られていた空港でしたが、2019年に、再開発で旅客便が就航するようになりました。同便を担当するパイロットも「過去に訓練で飛来した経験があった」とのこと。「非常に懐かしい空港で、当時は冷や汗をかきながら着陸した記憶がありますが、今回はリラックスして着陸ができた気がします」と話します。

 またこの空港には、沖縄特有の青い海と機体との距離感などから「航空機見学の聖地」(ANA)とされる国内屈指の航空機撮影スポット「17エンド」があります。この日は同機を見る、撮影すべく、たくさんの航空ファンがカメラ片手にこの地を訪れました。

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下地島空港にやってきたANAのエアバスA380「フライングホヌ」(2021年10月30日、乗りものニュース編集部撮影)。

 そのことから、着陸前にはパイロットから、乗客、そして下地島に訪れたファンへのサプライズプレゼントも。到着直前、下地島空港上空を高度550m程度の低空飛行で旋回を実施。そこから着陸には不利な追い風側となる「17エンド」上空を通り、着陸したのです。

 同便を担当したパイロットによると、実施の最終判断は「下地島空港手前20kmあたりで、空港自体が視認できたとき」とのこと。「ぜひ下地島空港を空から見ていただきたいと、有視界飛行を用いてダイナミックに着陸した」と話します。

 下地島空港ではあす10月31日(日)、ANAファン、航空ファンなどへ向け、同機の機体外観や機内見学イベントを実施する予定です。

【了】

【写真で徹底レポ】異例づくし!ANA巨大機「聖地飛来」 の様子(24枚)

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