北総線値下げは脅威? 並行するバス路線「生活バスちばにう」に乗ってみた

北総線の新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間に並行して「生活バスちばにう」が運行されています。北総線の運賃が高いことから沿線住民の負担を軽減するために鎌ケ谷観光バスが運行しているものです。この「生活バスちばにう」に実際に乗車してみました。

「北環状線ルート」に乗車

 まず乗車したのは「北環状線ルート」です。「生活バスちばにう」で使用されるバスは小型のバスと中型のバスがあり、乗車した便では小型のバスが使用されていました。

 日中の便だったためか、乗客は比較的高齢の利用者が多く、座席がほぼ埋まる形で新鎌ヶ谷駅を発車、西白井駅北口・白井駅北口と停車していくにつれて乗客が降りていくという流れです。「北環状線ルート」では途中、白井聖仁会病院の近くにもバス停があり、通院で利用する人の乗車もありました。

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千葉ニュータウン中央行の「北環状線ルート」の車窓から。西白井駅と白井駅では駅の脇を通過してバスロータリーに出入している(2021年9月、柴田東吾撮影)。

 千葉ニュータウンといっても宅地が集積しているのは駅周辺だけで、それ以外は田園地帯と言って良いでしょう。先の通院客以外、途中区間の利用者は見当たりませんでした。

性格が異なる「牧の原ルート」

「牧の原ルート」では、北総線と並行する国道464号を走るのはごくわずかで、大半は北総線から離れたところを走っています。「北環状線ルート」や直行便と運賃は別体系で、これらの系統と乗り継ぎが可能な便もありますが、北総線と対抗するバスというよりは、地域の足としての性格を帯びています。

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「牧の原ルート」のバス。バスとバス停は「北環状線ルート」や直行便でも使用されている(2021年9月、柴田東吾撮影)。

 実際に乗車してみましたが、千葉ニュータウン中央駅北口からの乗車は少なく、千葉ニュータウン中央駅の北側にあるオフィス街から利用者が大勢乗ってきました。このオフィス街から乗車した利用者が印西牧の原駅周辺のバス停で降りていくほか、千葉ニュータウン中央駅北口に戻る途中で、利用者を拾っていくという流れでした。

 なお、運賃は千葉ニュータウン中央駅北口→印西牧の原駅が220円、印西牧の原駅→千葉ニュータウン中央駅北口が270円で、途中のルートの違いから運賃が異なっています。所要時間こそ北総線には敵いませんが、北総線の運賃310円よりは割安に利用することができます。

【画像】「生活バスちばにう」の路線図

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