F1 ホンダvsメルセデス「0ポイント差の最終決戦」今週末アブダビでチャンピオン決定

「あまりにもドラマとして出来すぎている」そんな2021年シーズンでした。

F1の歴史に残る大接戦で最終戦へ

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24歳のマックス・フェルスタッペンが乗るレッドブル・レーシング・ホンダのマシン(画像:ホンダ)。

 世界最高峰の自動車レースといわれるF1(フォーミュラ1)も、12月12日(日)のアブダビGP決勝でいよいよ2021年シーズンの最終戦となります。

 ホンダのF1参戦ラストシーズンとなった今年、ホンダ製パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングは昨年からさらに躍進。2014年からチャンピオンシップ無敗であるメルセデスAMGに対して、今年はほぼ互角の戦いを続けています。

 最終戦アブダビGPを残して、チームのポイントランキングはメルセデス587.5ポイントに対してレッドブル559.5ポイントと、やや劣勢の状況。しかし、ドライバーのポイントランキングはレッドブルのマックス・フェルスタッペン(24歳、オランダ)が369.5ポイント、7回のチャンピオン経験を築き上げてきたルイス・ハミルトン(36歳、イギリス)が369.5ポイント。なんと全くの同ポイントで並んでいます。

 どちらかが相手よりも1ポイント多く取れば、チャンピオンとなる状況。フェルスタッペンにとっては初のチャンピオンが懸かっています。一方、ハミルトンにとっては、F1史上前人未踏、ミハエル・シューマッハをも超える「8回目のチャンピオン」という大記録が懸かっています。

【激闘の記録!ポイントランキングと毎戦の結果】

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