南栗橋以北の区急消滅 全リバティ男鹿高原通過 22年3月東武ダイヤ改正 都心方面も減便

ワンマン運転、日光・鬼怒川全線へ。

日中、日比谷線からの南栗橋行きが廃止

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東武20400型電車(2018年7月、伊藤真悟撮影)。

 東武鉄道が翌2022年3月12日(土)、東武スカイツリーラインや伊勢崎線、日光線など8路線でダイヤを改正します。主な内容は次の通りです。

○浅草~館林・南栗橋間の、朝・夕ラッシュ時の本数見直し
・午前6時から7時:4本減便
・午前7時から8時:3本減便など

・21時から22時:4本減便
・22時から23時:3本減便など
※いずれも区間急行・急行・準急・普通の合計

 地下鉄線からの直通列車については、日中時間帯は1時間あたり、半蔵門線で久喜行きが1本減る代わりに南栗橋行きが1本増えます。日比谷線では南栗橋行きが廃止されるうえ、東武動物公園行きが2本減ります。

○座席指定列車「THライナー」
 東京メトロ日比谷線からの列車(久喜行き)について、霞ケ関駅発を1時間繰り上げます。17:02発が新設され、22:02発が廃止されます。時差出勤など働き方の多様化が進み、夕方早い時間帯の帰宅需要が高まったためとしています。

○日光線・鬼怒川線
 南栗橋~東武日光・新藤原間では、平日・土休日とも上下線の区間急行が廃止されます。また急行も大部分が普通列車となります。加えて、現在は宇都宮線直通列車で行われているワンマン運転が、特急を除く日光線・鬼怒川線全線に拡大されます。

○特急リバティ会津
 野岩鉄道線内の停車駅が変更され、男鹿高原駅は全列車が通過となります。また、下今市~東武日光間、下今市~鬼怒川温泉間のみに乗車する場合も、乗車券のほか特急券が必要になります(特急券不要区間は鬼怒川温泉~会津田島間のみ)。

 そのほか、佐野線や小泉線、桐生線などで、早朝・深夜時間帯の列車本数と運転時刻が改正されます。東武鉄道は「当社ではそれぞれ都市路線・地方路線に分類される多様かつ広範囲にわたる路線網を有していることから、従前より各線区の特性に応じたサービスの提供および効率化施策を実施してまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大によるお客様の行動変容および将来的な輸送需要を踏まえ、現状に適した輸送サービスの提供と一層の効率化を図ります」としています。

【了】

【時刻表】区急消滅その後

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