ANA巨大機A380 今年も話題沸騰? 3号機到来 限定復活 国内線へ…激動の2021年

2021年、ほとんど定期便へ投入されることなく1年を終えたANAの超巨大旅客機「エアバスA380」。ただ、さまざまな意味で注目を集め続けました。その1年は、どのようなものだったのでしょうか。

ついに3号機納入! 国内線にも限定就航

●ついに来た!オレンジカラーの最後の1機が納入へ

 2021年10月、「ハワイの夕日」をイメージした「サンセットオレンジ」をテーマカラーとするANAのA380の3号機(機番:JA383A)が、当初の計画から1年半後ろ倒しする形で納入されました。当初3号機は、2020年4月に納入され同年夏に路線就航予定でしたが、新型コロナの拡大により納入延期を余儀なくされていた機体です。3号機は、ほとんど完成状態のままエアバスの施設に保管されていたのです。

 エアバス本社のあるフランス・トゥールーズからの出発に際し、ANAの担当者は「コンディションが良く、保存期間中もエアバスさんがしっかりメンテナンスとサポートをしてくれたのだなというのが見て取れた」とコメント。納入のためのフェリーフライトでは、出発地のトゥールーズ、到着地の成田空港ともに、その姿を撮影しようと航空ファンが集まりました。

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下地島空港へ飛来したANAのA380(2021年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

●A380がなんと国内線へ!

 先述の通り、A380は成田に留まらず、全国各地で遊覧チャーターを実施するようになりましたが、それに加えファン向け企画の一環とし、成田発着のチャーター便の「国内線」を運航するようにもなります。9月には成田~新千歳、那覇のチャーター便を運航し、それぞれの地で遊覧チャーターも実施しました。

 10月には、沖縄特有の青い海と機体との距離感などから「航空機見学の聖地」(ANA)とされる沖縄・下地島空港へも、チャーター便での国内線を運航しました。ここでは遊覧チャーターは実施されず、機内見学ツアーが行われています。なお、ANAの同空港への旅客便乗り入れは、これが初めてでした。

※ ※ ※

 2021年のANAのA380は、2機で計41回、旅客を乗せてフライトを実施しました。2022年は、2年連続で実施される元旦の「初日の出フライト」からスタートする予定です。来年も引き続き、航空ファンを喜ばせてくれる旅客機となることでしょう。

【了】

【未開の機内も】オレンジのA380の3号機 出発前に仏で徹底密着(67枚)

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