歴代「スカイライナー」はどんな電車? ベテラン運転士が語るAE100形と初代AE形の記憶

曲線でも使う「定速運転機能」

――AE100形は、現在の成田スカイアクセス線経由ではなく京成本線を走っていたわけですが、路線全体の運転感覚は、(現在もスカイライナーが走る)京成本線のうち京成上野~京成高砂間と同じような感じだったのですか?

 そうですね。京成上野から京成船橋まで曲線が多いので、定速運転機能が使いにくい感じでした。

――その定速運転機能が歴代スカイライナー車両に搭載されていますが、これは直線区間で使うのですか?

 直線で使うことが多いですが、例えば60km/h制限の曲線が続く区間では、60km/hに設定して使いました。この場合、手動だと速度が落ちるところも60km/hを維持してくれて便利でした。

――通勤車両に装備されていないということは、加減速が少ない特急でないと使いにくいということでしょうか?

 そうです。

【写真】AE100形と初代AE形の保存車両

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