北朝鮮が発射した「極超音速兵器」ってなに? 知れば知るほど厄介な最新兵器!

北朝鮮がミサイル発射を繰り返しています。いわゆる弾道ミサイルにまじって、極超音速兵器なるものも発射されたとのことですが、果たしてこの「極超音速兵器」とはなんなのでしょう。現状、迎撃困難といわれる理由もあわせ解説します。

HGVと弾道ミサイルは何が違う?

 しかし、このHGVと北朝鮮がこれまで発射してきた弾道ミサイルとでは一体、何が違うのでしょうか。

 まず速度を見てみると、1月11日に発射されたミサイルに関して、防衛省はその最大速度をマッハ10、飛翔距離を700kmもしくはそれ以上と分析しています。一方で、通常の弾道ミサイルは射程1000km級のもので最高速度がマッハ9程度とされていますので、速度に関してはそこまで大きな違いがあるわけではありません。

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アメリカ会計検査院の極超音速兵器に関する報告書より、極超音速兵器と弾道ミサイルの軌道イメージ(画像:アメリカ会計検査院)。

 両者の最も大きな違いは、その最高高度と軌道です。通常の弾道ミサイルの場合、射程1000km級であればその最高高度は約300kmとされています。ところがHGVの場合、その最高高度は数十kmと、同等の射程の弾道ミサイルと比べて高度が低いのです。さらに、弾道ミサイルはその名の通り、一度発射されると弾頭部が弓なりの形をする弾道軌道を描いて飛翔しますが、HGVの場合は弾頭が切り離された後に飛翔方向を上下左右に変更することが可能です。

 実際に、1月11日に発射されたミサイルに関して、岸 信夫防衛大臣は翌12日に開かれた会見で「当該ミサイルは、通常の弾道ミサイルよりも低い最高高度約50km程度を最大速度約マッハ10で飛翔し、また、左方向、北方向ですけれども、への水平機動も含め、変則的な軌道で飛翔した可能性があります」と説明しています。ただし、防衛省の公式見解としては、このとき発射されたミサイルをHGVに分類するかについてはいまのところ明言していません。

日本も開発中「極超音速飛しょう体」と「スクラムジェットエンジン」のイメージ

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コメント

1件のコメント

  1. 弾道ミサイルはコースが予測できるので迎撃ミサイルは弾道ミサイルの速度よりかなり遅くてもコースに割り込めた(^o^)のですが、HGVのは予測できないので迎撃弾はHGVより速い速度で飛ばないとかもしれません(;o;)

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