• 2022.02.05
• 乗りものニュース編集部

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やはり存在感が段違いでした！

初フライトは整備の一環で

　2022年2月5日（土）のお昼過ぎ、初めて成田空港を飛び立ったANA（全日空）の総2階建て機、エアバスA380「フライングホヌ」の3号機（機番：JA383A）。同機が国内初フライトを終え、15時ごろ成田空港に戻りました。

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　ANAの「フライングホヌ」3号機は2021年10月に導入された、ANA向けのA380の最終号機です。同機をはじめとするANAのA380は、それぞれ異なる「ウミガメ（ハワイで神聖な生き物とされている）」の特別塗装を施した成田～ホノルル線専用機。この3号機は、「ハワイの夕陽」をイメージした「サンセットオレンジ」のカラーリングを持つ特別デザインとなっています。

　ANAのA380は新型コロナウイルス感染拡大後、定期便運用から外れることに。2019年からすでに路線に就航していた1号機、2号機は成田で地上駐機をしつつ、遊覧チャーターや地上イベントなどで活用されています。一方、就航前だったこのオレンジの3号機は約1年半納入が延期。10月にANAに納入され成田に到着したあとは、ずっと地上に駐機状態のままでした。

　今回は整備作業の一環として、乗客を乗せず成田発着をフライト。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、A380の3号機は成田を離陸後北上し岩手上空でUターン。その後は千葉県九十九里沖まで本州の太平洋沿いを南下したのち、旋回し成田に着陸しました。同サイトによると、飛行時間は1時間38分と公開されています。

【了】