首都高10号晴海線が開通した日 都心への延伸計画も -2009.2.11

13年前の2月11日、首都高10号晴海線の東雲JCT~豊洲出入口が開通しました。

御殿場から新名神方面へ直結

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湾岸線に接続する東雲JCT(画像:写真AC)。

 2009(平成21)年の2月11日。首都高10号晴海線の最初の区間である東雲JCT~豊洲出入口が開通しました。

 晴海線は1990(平成2)年に東京都が策定した「豊洲・晴海開発整備計画」で、晴海通りの有明方面延伸や東京港臨海道路などとともに「今後整備を推進する路線」とされました。その後1993(平成5)年に都市計画決定し、事業着手に至ります。

 先述の「整備計画」ではすでに築地周辺で都心環状線に接続する構想となっていたほか、そのまま皇居方面へ直進して4号新宿線へ接続する「都心臨海線」の構想も。また、東雲JCTから南側の東京ビッグサイト方面、東京港臨海道路方面を見据えた計画線も描かれていました。

 開通当初は湾岸線の有明地区の進入路が伸びた程度の存在感でしたが、9年後の2018年には晴海大橋を超えて晴海出入口までが開通。さらに、2022年2月4日に東京都は晴海線の都心直結構想について具体的な方針を発表。都心方面は都心環状線の北方向のみに接続し、豊洲方面は新富町経由のルートを廃止して、銀座から直接分岐する形に変更するとしています。

【了】

【懐かし画像】&【晴海線の延伸計画】を見る

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