モビルスーツ搭載の宇宙戦艦?『ガンダム』世界の軍艦を分類したら現実的だった
軍艦には「航空母艦」「駆逐艦」など数多くの艦種が存在します。人気アニメ『機動戦士ガンダム』にも数多くの“宇宙艦艇”が登場し、現実の艦種に即した設定がなされていますが、具体的な基準は不明。なので、考察してみました。
現実世界と同様に「強襲揚陸艦」や「空母」も登場
アニメ『機動戦士ガンダム』には、様々な架空の宇宙艦艇が登場します。こうした艦艇は現実の軍艦と同じように、設定上は用途に応じて艦種ごとに分類されています。たとえば地球連邦軍のペガサス級は「強襲揚陸艦」、ジオン公国軍のムサイ級は「軽巡洋艦」といった具合です。
しかし、その艦種ごとの区分けの基準はどこにあるのか、いまいち曖昧です。そこで、筆者(安藤昌季:乗りものライター)が、主な軍艦について、代表的な艦名を挙げながら運用もふくめ、非公式に考察してみます。
そもそもジオンには、チベ級「重巡洋艦」や、ザンジバル級「機動巡洋艦」、ズワール級「高速巡洋艦」などが存在します。一方の地球連邦が保有するサラミス級は「宇宙巡洋艦」であり、ジオンのような区別はありません。しかし、小説版にはコーラル級重巡洋艦が登場するほか、続編の『Zガンダム』にはアレキサンドリア級重巡洋艦が登場するので、両軍ともに重巡という概念があることがわかります。
それよりも大きい艦となると、連邦のマゼラン級、ジオンのグワジン級が「戦艦」として存在しており、最大級の宇宙戦闘艦艇となっています。
「空母」もしっかり用意されており、ジオン側ではドロス級という、モビルスーツを100機以上搭載するものが、宇宙要塞として描かれています。
まあ、最初はわりと適当にかっこいいから、でつけてると思う
フィクションだから
シリーズとメディア展開で醸成された重厚な世界観