予告なく定期運行終了 JR東日本新潟地区の「E127系」 ファンが考える次の行先とは?

“転勤先”と考えられるのは?

 別の路線とは、神奈川県の尻手駅と浜川崎駅とのあいだでワンマン運転を行っている南武支線(南武線浜川崎支線)です。

 現在、南武支線では205系1000代が使われています。この車両は、1985(昭和60)年に山手線に投入された205系の電動車と、1989(平成元)年に京浜東北・根岸線に投入された205系の電動車をそれぞれ先頭車化改造したもので、2両編成3本が鎌倉車両センター中原支所(旧・中原電車区)に所属しています。

Large 220317 e127 02

拡大画像

南武支線(南武線浜川崎支線)で使われている205系1000代(画像:写真AC)。

 すでに製造から30年以上が経過しており、取り替え時期がきてもおかしくはありません。E127系0代はドアの数こそ違いますが、205系1000代と同じ2両編成のワンマン対応車ですので条件は揃っています。

 しかしE127系0代は2本だけ。すべての205系1000代を取り替えるわけにはいきませんが、南武支線では平日の朝に最大2本を使用するだけなので、E127系0代をメインで使用して、205系1000代1本を予備の編成にするということも考えられます。

 この件に関して、JR東日本は「先のことはお答えできません」と回答しましたが、鉄道愛好家の読みが当たるかどうか、気になるところです。

【了】

※一部修正しました(3月20日9時40分)。

【懐かし写真】新潟地区を走った165系の普通列車

テーマ特集「【鉄道特集】往年の名車、活躍中のエース どんな車両? 国鉄時代の思い出も」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

3件のコメント

  1. >>信越本線の新潟~村上間
    間違っている。訂正を

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。

  2. 部品取りじゃないのかな。