巨大ターミナル駅は20年でどう変化? JR東の乗車人員トップ5駅 数字に現れたコロナ禍

20年という時を経れば世の中も大きく変わるものです。JR東日本の駅乗車人員を見るとどうでしょうか。特に近年は新型コロナの影響で、外出控えが叫ばれもしましたが、巨大ターミナル駅にどれほどの影響をもたらしたでしょうか。

大躍進「武蔵小杉駅」 来年も…?

 新宿駅と池袋駅はこの20年間、1位と2位の座をそれぞれキープしています。5位の渋谷駅と大きく異なる点は、地下鉄と直通しない私鉄路線が複数、終点駅としての機能を持っているためでしょう。

 また、ステイホームやリモートワークが進んだ2020年度は、街の構造も、駅の乗降人員数に影響を及ぼした側面がありそうです。交通系ICカード「Suica」のデータを分析したJR東日本によると、2020年1月以降で東京中心部に通勤する人は、コロナ禍前の50~70%で推移したとしています。オフィス街を抱える東京駅で51%減、繁華街と特にIT企業が集積する渋谷駅で40%減です(いずれもコロナ禍前と2021年1月を比較)。

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2020年1月を100%とした、山手線全駅の「Suica」出場数の推移(画像:JR東日本)。

 ところで、20年前のランキングと比較して大きく順位を上げている駅のひとつが武蔵小杉駅です。2000年度のランキングでは61位(6万人)でしたが、2019年度のランキングでは26位(約13万人)、コロナ禍2020年度のランキングでも27位(約9万人)と大幅に増加しています。この間、同駅周辺は再開発が進み、JR横須賀線(湘南新宿ライン)のホームも新設されるなどしました。翌2023年以降、東急線と相鉄線が直通を開始し、神奈川県央方面からダイレクトアクセスが可能になると、さらに変化が見られるかもしれません。

【了】

【ランキング】上位1~20位の乗車人員

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