同日竣工 戦艦「榛名」&「霧島」-1915.4.19 運命の分かれ目はガ島攻略

1915年の今日は、旧日本海軍の戦艦「榛名」と「霧島」が竣工した日です。金剛型の姉妹艦であり、2度にわたる改修を受け太平洋戦争を迎えると、2隻とも主要な作戦に投入されました。運命を分けたのは、ガダルカナル島の攻略時でした。

「霧島」は南方の海に…

 両艦が本格的な戦闘に参加するのは太平洋戦争からです。出撃は開戦と同時であり、「榛名」がフィリピンへの攻略作戦に、「霧島」は真珠湾へ向かう空母機動部隊の護衛に、それぞれ出向きました。「榛名」は翌1942(昭和17)年2月に、クリスマス島への艦砲射撃を行います。

 1942(昭和17)年6月のミッドウェー海戦では、両艦とも空母部隊の掩護などに就きました。しかしこの海戦では、空母のみならず「榛名」もアメリカ軍の空襲を受けています。同年10月には、ガダルカナル島攻略に参戦。「榛名」はアメリカ軍飛行場へ艦砲射撃を行い、一時的に損害を与えています。

 一方の「霧島」も飛行場への射撃を企図していました。11月14日深夜、サボ島の西に差し掛かったところでアメリカ軍の迎撃にあいます。戦艦や巡洋艦同士の撃ち合いとなり、「霧島」は奮戦するも直撃弾を多数受け沈没。しかしアメリカ側も損害を受け、後日撤退しています。

 ガダルカナル島攻略作戦から帰還した「榛名」はその後、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦と歴戦を重ねますが、1945(昭和20)年に入ると燃料の欠乏から、日本本土の港に留め置かれることが多くなりました。

 しかし終戦まで1か月を切った1945年7月末、アメリカ軍による呉空襲で格好の標的となります。対空砲火で激しく応戦するも、20発以上の命中弾を受けて着底しました。

 ただし海没は免れたため、戦後「榛名」は引き上げられ解体されています。

【了】

【写真】空母「瑞鶴」より金剛型4隻を望む

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