山手線で初の「営業列車の自動運転」実施へ 2028年までに自動化めざす

運転士は発進時にボタンを押すくらい!?

地下鉄で普及する自動運転、山手線にも

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山手線のE235系電車(画像:kawamuralucy/123RF)。

 JR東日本は2022年5月10日(火)、山手線にATO(自動列車運転装置)を導入すべく、乗客を乗せた列車で自動運転の実証運転を行うと発表しました。試験時期はことし10月頃から2か月程度です。

 ATOは線路周辺の機器と列車の相互通信により、列車の加速、減速を制御します。運転台に座る人間の操作は基本的に、発車時にボタンを押すだけ。現在、地下鉄を中心に普及しています。

 JR東日本では2021年3月に常磐線各駅停車に初導入。次いで2025年から2030年にかけて、山手線と京浜東北線にもATOが順次導入される計画となっており、終電後や、営業運転の時間帯の間合いでの回送電車で順次試験運行が実施されてきました。今回初めて、乗客が乗った列車で実証運行が行われることとなります。

 ATOの導入により、人間の操縦以上に、省エネや乗り心地の向上が図られます。省エネ運転につながる運転操作については、研究でさまざまな知見が蓄積されてきました。

 今後、2023年春頃から、車両をATO対応にする改造工事が開始。2028年頃までに導入予定。また列車の制御システムも、信号による閉塞方式から、列車の間隔を相互に検知して制御する「ATACS(無線式列車制御システム)」に切り替えられる予定です。

 JR東日本では将来的に、運転士のいない運転をめざすとし、開発を進めていくといいます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 全て高架のニュートラムなら踏み切り事故も無いからATOも可能だが
    山手線で
    この前は
    沿線火災で5時間停車とか
    イレギュラーあるから不可能