JR九州「博多~長崎航路」新設 日韓航路のクイーンビートル日本籍化で

航路として結構乗りごたえあるかも。

クイーンビートル日本籍化後の「国内航路」登場

 JR九州は2022年5月26日(木)、高速船「クイーンビートル」を活用して新設する「博多~長崎航路」のダイヤを発表しました。

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クイーンビートル。三胴船(トリマラン)タイプ(恵 知仁撮影)。

 運航日は7月16日(土)、8月11日(木・祝)の2日間。各日1往復運航します。乗船場所は博多側が博多港中央ふ頭イベントバース、長崎側が長崎港出島岸壁(水辺の森公園)です。

 距離は約191kmで、所要3時間40分。見どころとしては、「玄海灘の島々や九十九島など、海上ならではの景色をお楽しみいただけるコース」「平戸大橋と長崎女神大橋、2つの美しい橋の下を通過する際も必見」とのことです。

 運賃は大人片道1万1000円。プラス3500円でビジネスクラスにグレードアップできます。所要3時間40分は、旧来の日韓航路(福岡~プサン)と同じであるため、日韓航路で予定しているサービスと同等の内容を提供予定だといいます。

 クイーンビートルは日韓航路の新型船として2020年10月に博多港へ入りましたが、新型コロナの影響で国際運航ができない状態が続いていたことから、2022年に入って船籍をパナマから日本へ変更。これにより国内航路への就航を可能にしていました。なお、日韓航路の再開時期については現時点でも未定ということです。

【了】

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