移動洋上基地! 危険な機雷処理などのサポート担う米海軍の「ミゲル・キース」に注目

「洋上基地」の名にふさわしいフネ、米海軍の「ミゲル・キース」が、日本海での対機雷演習に初めて登場しました。「対機雷戦」というのがポイントで、今後このフネの存在は台湾情勢ともリンクすることになるかもしれません。

ESB「ミゲルキース」はどんな役割を担うフネ?

 ルイス・B・プラー級は、特殊部隊による作戦から対機雷戦、さらに海兵隊による水陸両用作戦に至るまで、幅広い軍事作戦での海上拠点として機能する艦艇です。そのため甲板の大半が、ヘリコプターの発着艦が可能なように平坦になっていて、合計4つの発着艦スポットが設けられているほか、艦首部分にはヘリコプター用の格納庫が整備されています。

 さらに、ルイス・B・プラー級は大量の物資の搭載や、何らかの作戦を行う際の指揮統制用装置を設置することも可能で、まさに「洋上基地」としての機能に特化した艦艇なのです。

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「ミゲル・キース」同型のESB4番艦「ハーシェル・『ウッディ』・ウィリアムズ」にて。兵士たちに憩いのひと時を提供するのもESBの重要な役割(画像:アメリカ海軍)。

 アメリカ海軍の発表によると、今回の演習で「ミゲルキース」はさまざまな役割を担っていたことが明らかにされています。

 まず、機雷の処分に際して、参加したさまざまな部隊や装備を指揮するための対機雷戦に関する専門要員が「ミゲルキース」に乗艦しており、今回の演習での司令塔的役割を担っていたことがうかがえます。また掃海艇に加え、物資補給のために演習に参加していた汎用揚陸艇(LCU)や機雷を捜索する装置などを搭載したヘリコプターに対する燃料補給、それらの乗員への居住環境の提供など、まさに洋上における活動拠点の役割も担っていました。

【写真】デカっ! 「ミゲル・キース」の巨体がよくわかる1枚と演習の様子

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