1日88便→24便 異例の電車大減便 「維持困難」長崎電軌4号系統

いきなり3分の1に。

長崎電気軌道 大減便

 1日88便が、一気に3分の1の24便に。長崎市内の路面電車、長崎電気軌道が2022年9月1日、大幅な減便を実施します。

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長崎電気軌道の電車。4号系統が大幅減便となる(画像:写真AC)。

 減便の対象は、4つある電車の系統のうち、崇福寺電停と蛍茶屋電停を直通する4号系統(2.9km)です。現在は6時台から22時台まで、おおよそ1時間あたり2~3本の運行ですが、減便後は朝7~9時台の6往復、16~18時台の6往復のみとなります。

 長崎電気軌道によると、もともと不採算系統だったといい、「新型コロナウイルスの影響が乗客減少に拍車をかけ、不採算系統を維持することが大変困難な状況となりました」としています。

 なお、4号系統の電停は全て、他の系統も停車しています。減便を補うサービスとして、西浜町と長崎駅前電停を、新たに「IC乗り換え可能電停」に追加し、減便した時間帯も1回分の運賃で乗り継ぎができるようになるといいます。

 なお、詳細なダイヤは追って発表されます。

【了】

【路線図&写真】減便になる4号系統のルート/「世界初のロングシート」

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