JAL初の新造エアバス機A350は着陸減速時がスゴイ! 搭載された新機能とは? パイロットに聞く

JALが初めて新造導入したエアバスの旅客機「A350-900」。この機に備わる様々な新機能のなかでも特筆すべきが「BTV」です。どのような機能なのか、現役のパイロットに聞きました。

「BTV」が効力を発揮するシチュエーションとは?

 仲本機長によると、着陸する空港によっては、はるか先の誘導路まで走ってから離脱するケースもあるそうです。たとえば那覇空港の海側にあるB滑走路に南側から進入するケースでは、滑走路を走り続け、一番北側の誘導路で離脱し、橋を渡ってターミナルへ行かなければいけないのだとか。

 BTVは、こういったときにも効力を発揮します。

「先述のケースでは、最初からブレーキを踏んでしまうと、途中からゆっくり走ることになりますので、滑走路を使う時間が長くなります。BTVでは、最初はブレーキをかけずにできるだけ早く離脱予定の誘導路付近まで進み、途中から計算された状態で、不快に感じないレベルのブレーキをかけ、離脱ポイントへ到達します。そうすることで滑走路を占有する時間をできるだけ短くすることができます。管制官など空港を運用する側にとっても、良い機能といえるかもしれません」(仲本機長)

 なお同氏によると、BTVには、着陸する滑走路の占有時間を秒単位で表示してくれる機能も備わっているとのことです。

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JALの仲本大介機長(松 稔生撮影)。

※ ※ ※

 JALが導入したエアバスA350-900、操縦席から見た進化や、これまで同社が用いてきたボーイング機との差は、もちろんこれだけには留まりません。「A350は、現在国内線でしか運航していないので、まだまだお話しきれていない機能もあるかもしれません。長距離を飛ぶようになれば、もっと活用できる機能があるはずです。2023年からA350は、胴体延長タイプのA350-1000が長距離国際線も飛ぶことになりますので、それを楽しみにしていきたいです」(仲本機長)。

【了】

【写真】「コクピットといえば…」のものがない! A350のコクピットに潜入

Writer:

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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コメント

1件のコメント

  1. 羽田からエコノミークラスで那覇迄搭乗しました。

     他の飛行機と比べて機内温度が高いので、暑かったです。

    空調の吹き出しが個別にはない。

    座席も角度がキツイ何時ものでした。

    プレミアムエコノミークラス以上をオススメします。

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