「出世列車」の異名も 往年の急行「津軽」といえば客車?電車?変わったワケ

2022年7月、秋田~青森間で急行「津軽」が臨時運行されました。「津軽」は1993年まで定期運行されていましたが、東北の人々にとって、ある意味特別な列車でもありました。現行の「つがる」になるまでを振り返ります。

12系→20系→14系… 使用車両の変遷

「津軽」は1993(平成5)年に定期運行を終了するまで35年以上も走った列車で、その間には車両も代替わりしています。このうち、定期運行の急行として12系客車が使用されたのは、1978(昭和53)年10月のダイヤ改正から1982(昭和57)年11月のダイヤ改正まで。12系のほかに寝台車も連結されていました。

 4年ほどの活躍で短いように見えますが、定期運行のほか繁忙期には臨時列車が追加で運転され、そこで12系客車が使用されたこともありました。

 1982(昭和57)年11月のダイヤ改正で1往復に戻されると、車両はブルートレインで使用されていた20系客車に交代します。この20系は寝台特急から急行に転用したもので、「津軽」での使用期間は1年も満たないものでした。翌年には14系客車に交代、寝台車の連結もなくなりました。

 14系も12系とよく似ていますが、12系は客席が向かい合わせのボックス席であるのに対し、14系は特急形の電車と同じく、簡易ながらリクライニングシートを備えていました。14系は現在、東武鉄道の「SL大樹」で使用されていて、国鉄時代の内装を残している車両もあります。

 また、「津軽」をはじめ急行列車にはヘッドマークがないのが基本でした。しかし「津軽」ではJR発足後に、ヘッドマークを付けて運転された時期もあります。2022年7月に運転された「津軽」にもヘッドマークが付いていましたが、かつて使用されたものと同じデザインです。

【レア写真】約1年で見納めとなった、電車特急485系の「津軽」

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コメント

1件のコメント

  1. この夜行列車は、二人とも故人となってしまいましたが、かっての横綱・隆の里と二代目若乃花(旧・若三杉)が、初代若乃花が二子山親方となって、スカウトし、二人がこの夜行列車に乗って、上野までやってきたというエピソードがあったように思うのですが、、、

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