右折レーンの“右”に直進レーン!? 名古屋の複雑交差点なぜできた ぶつからないの?
右折と直進、ぶつからない?
基幹バスのシステムは1980年代に構築されました。路面電車のような構造をバスの走行環境に応用したシステムといえ、バスレーンを道路の中央寄りに設けることで、バスが路上駐車車両や左折車両などの影響を受けずに走れるため、定時性の確保につながっています。
ただ、慣れないクルマのドライバーなどは戸惑ってしまうかもしれない、というのは、名古屋市交通局も以前の取材時に認めたところ。バスレーンを走行していた一般車両が交差点から誤って反対側のバスレーンに進入してしまう事例もあったことから、バスレーンは上下線別にカラー舗装で明示されています。
なお、このバスレーンは朝夕は「バス専用」であるものの、それ以外の時間帯は「バス優先」なので、一般車も走行できます。
ちなみに、この中央走行区間で片側4車線以上の交差点、つまり、右折レーンの右側に直進のバスレーンが配置されるような箇所は、左折・直進・右折ともセパレート信号(矢印信号)で制御され、右折車とバスレーンを直進するクルマが交錯しないようになっているといいます。
【了】
慣れていても違和感は凄いですが、一番の問題点は高速道路が如く爆走するドライバー(主に高級国産車および外車)がとても多い事だと思いますけどね。
昔、一度名古屋城に車で行った事があって、その前の道がまさにコレで、たしか5車線くらいある1番右車線がバス用直線レーンだった。まさか直進するなんて思わないから事故る所だった。
この説明だけでは矛盾していませんか。例えば、出来町通りの千代田橋南交差点では、どちらにもバス停があるにも関わらず、西方向では、一番右側の車線がバス優先の直進レーンになっていますが。
更に言わせてせてもらえば「バス停のある」という表現もわかりにくいです。バス停が進行方向にあるのか、後ろ方向にあるのかが判然としません。