ポーランドなぜいま韓国戦車を爆買い? その数実に1000両 大型契約締結の背景に何が

ポーランドが戦車をはじめとする韓国製兵器の大量導入を決めました。そこにはどのような背景があるのでしょうか。ポーランドの戦車事情を紐解きつつ、今回の大型契約に至った経緯や理由を解説します。

ウクライナへの戦車供与は不用品処分のみにあらず

 ロシアのウクライナ侵攻をうけて、ポーランドはウクライナにT-72戦車を200両以上、供与していると報じられています。ウクライナ軍は扱いに慣れたT-72を手に入れ、ポーランドは不用品を有効活用できて両方良かったね、という単純な話ではありません。リプレース予定の戦車とはいえ、保有全数の約4分の1とは尋常ではありません。

 ここには「絶対にウクライナをロシアに渡したくない。もうロシアの影響下には入らない」という強い決意と覚悟が感じられます。

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ワルシャワ条約機構時代のソ連式装備の名残である、T-72のポーランド仕様改修型PT-91(画像:ポーランド国防省)。

 国境に遮る地形的障害の少ないポーランドはヨーロッパ中心部に位置するという地政学的条件から、何度も東西から蹂躙され地図から消えたという歴史を持っています。保有戦車の4分の1も提供したのはポーランドの決意を示すと共に、リプレースを加速させ戦力を一挙に強化する契機ととらえた面があります。

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ポーランドが4月に250両購入を決めたアメリカのM1「エイブラムス」。アメリカの欧州派遣軍にも装備されておりポーランドと協同訓練もおこなっている(画像:Bumar-Labedy)。

 ポーランドは2022年4月、アメリカにM1「エイブラムス」戦車250両を発注しています。しかしリプレース中の「レオパルド2」もM1も近代化改修されているとはいえ、新車生産は終わったいわば中古車です。対するロシアは、ウクライナには投入していないようですが新型のT-14「アルマータ」戦車を登場させています。

 ポーランドとしてはライフサイクルを考えると新車が欲しい所です。しかしヨーロッパ各国は現在、新車を製造していません。ドイツとフランスが将来のヨーロッパ標準戦車を目指して欧州主力戦車(EMBT)を開発していますが、生産開始は2035年になる見込みです。

【画像】ヒュンダイ・ロテムが公表したポーランド仕様K-2PL戦車のイメージ

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コメント

2件のコメント

  1. Kの法則が発動しない事を祈ります。(K国と関わると、相手の国が大ダメージを喰らいます。K国は無傷かかすり傷。)

  2. 世界の認識はもう、韓国製≫日本製だから

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