炎天下に車内放置で2児死亡 JAF「15分で危険」 親が気づかないケースも世界で

神奈川県で炎天下の車内に放置された2人の子供が死亡する事件が発生。車内温度はみるみる上昇するため、JAFは短時間でも危険だと呼びかけます。ふとしたきっかけで「キーとじ込み」に至る恐ろしいケースもあるようです。

親が放置に気づかない?

 この「キー閉じこみ」状態に至るきっかけも恐ろしいものがあります。JAFによると、たとえば車内の「子どもに鍵を持たせていたら、ロックボタンを押してしまった」「ペット(犬)が前足でドアのロックボタンを踏んでしまった」といったことから、ドアが開けられなくなったケースがあるのだそう。

 また、親がクルマに乗せた子どもの存在に気付かず、車内に放置された子どもが熱中症で命を落とす事例も、世界中で起こっています。

 アメリカの非営利団体キッズアンドカーズ(KidsAndCars.org)によると、同国では年平均38人の子どもが車内熱中症で死亡しており、その当事者となった親のうち、子どもの存在を「知っていて放置した」と答えているのは13%である一方、「知らずに放置した」と答えている親は56%に上ったそうです。

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後部座席で眠る子どものイメージ(画像:jes2ufoto/123RF)。

 キッズアンドカーズは、後部座席の子どもが寝ているなど、何かのはずみで親がその存在を忘れてしまうようなことは、誰にでも起こり得るとしています。

 ちなみに、前出のJAFが行った検証テストでは、35度の炎天下で4時間駐車した車内の温度は、最も高かったクルマで57度、サンシェードや窓開けなどの対策をしていたクルマでも平均40度を記録したそうです。

【了】

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