「韓流ジャベリン」撃ってみた! 韓国軍兵士も語った“撃つ”と“使う”の決定的な差とは?
韓国軍兵士に率直な感想聞いてみた
こうして見てみると、「レイボルト」の性能はアメリカ製の「ジャベリン」と非常によく似ています。ただ、より正確にいえばこれら能力は、近年の同クラスの対戦車ミサイルに広く普及しており、韓国はそれらと並ぶ一線級の対戦車ミサイルの国産化を達成したともいえるでしょう。
その実績を証明するかのように、こ海外への輸出実績もあり、このミサイルは韓国陸軍だけでなく、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、アゼルバイジャンでも導入されています。
第一線で運用する韓国軍兵士に「レイボルト」の感想を聞くと、非常に好意的なコメントが返ってきます。
「即応性が高いミサイルなので、電源を入れて発射状態にするまでの時間は非常に短く、発射機の立ち上げに1分、ミサイル本体のシーカーの冷却に10秒しかかかりません。ミサイルと発射機の総重量は20kgなので歩兵ひとりでの携行も可能です。また、ミサイル本体の重量は12kgなので、同行する兵士が予備弾を2発まで携行することができます。個人的な意見では『ジャベリン』よりもいい兵器だと思っていますよ」
加えてミサイル発射に関する操作も自動化が進んでおり非常に簡単だと説明してくれました。
そこで筆者(布留川 司:ルポライター・カメラマン)は韓国の防衛展示会で生産企業のLIG Nex1社が展示していた訓練用シミュレーターで操作を体験してみました。シミュレーターは実際の「レイボルト」と同じ大きさの発射機に、シミュレーター操作用の端末が接続されていました。スコープを除くとコンピューター上で再現された戦場と目標が映っており、目標である戦車はエンジンによる熱源を発生しているため明るく表示されています。
スコープの倍率は2段階で切り替え可能で、スコープを動かして中央にある照準用の十字線に目標に合わせてロックオンのボタンを押すと、それが四角いシンボルに囲まれてミサイルが認識したことを教えてくれます。続いて引き金を引くとミサイル発射。スコープを見続けながら10秒程度待つと、目標が明るく光り、命中したことを教えてくれました。
筆者は軍務経験のない民間人ですが、それでも説明を受ければ初めてでも命中させることができました。これは「レイボルト」をはじめとする現在の対戦車ミサイルの性能の高さを示しています。
戦車不要論というか、戦うべきロシアの第一線級の戦車が消滅したからね。少なくともウクライナ戦以前よりは北海道の機甲部隊の必要性は低下してる。
南西諸島でどれだけ戦車が活躍できるか、スネーク島みたいに戦車・装甲車の墓場にならなければいいけど。
あの発泡スチロールみたいなのの必要性は何ですか?陸自のやつにはついてないみたいだけど
あれがあるとマッチョ感がでるのです。陸自は予算がないためつけてません。
海外来賓を招いて性能をアピール使用として目標とはかけ離れた民家の近くに落ちた有名なエピソードは?
2発を発射すれば必ず1発は目標に命中する?
計算が合いません
2発とも外れる確率はゼロではなく4%です
↑そのとおりです。
例えば当たりが8面、外れ2面のサイコロにおいて、二回振ったときに最低一回は当たりが出る確率を考えましょう。全部の出方は、一回目の10通りに対して二回目もそれぞれ10通りなので100通り。樹形図を考えて、一回目に当たりが出る場合、二回目は何がでてもいいので、8x10通り。一回目に外れが出る場合、二回目は当たりが出なくてはならないので、2x8通り。よって最低一回は当たるのは80+16で96通り。確率としては96%ですね~。そもそも確率の議論をして100%が出てきたら間違ってます。
修正しては?