入間航空祭で注目 空自C-2輸送機の地味~な部隊マークのナゼ 背景にある“脅威”

コロナ禍を経て3年ぶりに入間航空祭が開催されます。今回の注目ポイントは同航空祭で初披露となるC-1とC-2のコラボ飛行。両機とも同じ舞台に所属しますが、部隊マークが違うそう。その理由について探ってみました。

地味すぎない? C-2の部隊マークが目立たないワケ

 新旧の機体が揃うと、それぞれの違いが気になって色々なところを見比べてしまいます。筆者が特に注目した点は、垂直尾翼に描かれた部隊マークでした。航空自衛隊では、運用する航空機に所属する飛行隊や部隊のマークが入れられていることが多く、入間基地のC-1やC-2も例に同様で、所属する第2輸送航空隊のマークを垂直尾翼に描いています。

 第2輸送航空隊のマークは、日本列島を表すシンボルの上に勇ましい鷲の図柄がデザインされたものです。ただ、C-1とC-2は図柄こそ同じものの、色使いが大きく違っています。

Large 20221102 01
入間基地のランプエリアに並ぶC-1輸送機(布留川 司撮影)。

 C-1輸送機の部隊マークは下地が青と白、鷲のマークが黄、そして日本列島のシンボルが赤、と鮮やかなデザインとなっています。しかし、C-2のマークはグレー系で統一されており、見た目のインパクトもトーンダウン。遠くから見た場合、部隊マークはC-2の機体塗装に視覚的に埋もれてしまい、全然目立ちません。

 なぜ、C-2のマークはこんなにも地味なのか。その理由は、目立たなくさせるためです。派手な色使いを避けて同色系の塗装にすれば、どこの部隊・基地に所属しているのか、遠目で認識し難くなります。

 このように、あえて目立たないようにする塗装のことを、軍事用語では「ロー・ビジビリティー」、略して「ロービジ」と呼びます。ちなみに、直訳すると低視認性という意味です。

【写真】どれぐらい大きい? C-2垂直尾翼のマークにフォーカス

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス