給油口にすぽっ ガソリンのノズルに“黒いカバー”増加中 何のため?

ガソリン計量器のノズルに、黒いゴムのカバーがついたスタンドが増えつつあります。ノズルを給油口に挿すと、その全体を覆うもの。何のためなのでしょうか。

ガソリンのノズルに黒いゴムのカバーが

 近年ガソリンスタンドで、計量器のノズルの根本に、黒いゴムのカバーがついているものを、たまに見かけるようになりました。

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根本に黒いカバーのついた計量器のノズル(画像:千葉県)。

 ノズルの根本には従来から、ガソリンが吹きこぼれて人体にかかるのを防止するため、平べったいゴムの“つば”のようなものがついていることがありますが、それとは異なります。給油口にノズルを挿すと、その給油口全体を黒いカバーが覆うようになっており、その姿はトイレの“すっぽん”のように見えなくもありません。

 この装置が付いた計量器を普及させるべく、東京都環境局などはガソリンスタンド事業者に対して助成を行っています。同局化学物質対策課に話を聞きました。

――ノズルの黒いカバーは、何なのでしょうか?

 ガソリンの給油中に、気化したガソリンのべーパー(蒸気)が大気中に漏れ出るのを防ぐためです。ベーパーには、いわゆる光化学スモッグやPM2.5の原因物質となる揮発性有機化合物(VOC)が含まれています。

 カバーの付いた計量器には、ベーパーを回収する機能があり、ガソリンスタンドの独特な臭いも低減することができます。

――ベーパー回収機能付きの計量器ということですが、いま、どれくらい普及しているのでしょうか?

 正直、あまり進んでいません。都内では、1割に満たないでしょう。

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コメント

2件のコメント

  1. てっきりセルフ給油が普及したから、自動ストップ後の追い足し給油でこぼすのを防ぐ(ノズルが見えなくて追い足しができない)ためかと思ってた。

  2. あれって製油所に戻る(タンクローリーが回収する)んじゃないのか