【空から撮った鉄道】鉄道開業150年 激変しようとしている品川~田町
2022年は日本初の鉄道開業から150周年の節目です。日本初の駅のひとつである品川駅から、現在の高輪ゲートウェイ駅や田町駅付近まで存在した「高輪築堤」の姿を紹介します。周辺では再開発事業がかなり進行していました。
この記事の目次
・開発エリアの築堤はほぼ解体済み
・品川駅も今後、大変貌を遂げる
・けっこう広範囲だった高輪築堤
・さらに見違える姿になるであろう高輪ゲートウェイ周辺
【画像枚数】全17点
開発エリアの築堤はほぼ解体済み
品川駅と品川~田町間の空撮は2008(平成20)年から実施してきました。この『空から撮った鉄道』でも、田町車両センターなどが廃止になる前の姿や、日本初の鉄道の遺構である「高輪築堤」の発掘状況など数回紹介してきました。今回は久しぶりに、この一帯の状況をお伝えします。
空撮は鉄道開業150周年の「鉄道の日」と掛け合わせ、2022年10月14日に行おうかとも考えていましたが、天候が悪く断念。まだ秋が終わらぬうちに撮っておこうと考えているうちに月日が経過し、11月17日にやっと実施できた次第です。
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Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。