T-14 vs レオパルト2 ロシア最新主力戦車は信頼と実績のドイツ戦車に対抗しうるのか?
T-14と「レオパルト2」をスペック上で比較してみると?
T-14と「レオパルト2」のスペック比較をしてみます。
T-14の主砲は、従来のロシア戦車と同じ125mm砲ですが、48口径から55口径と砲身長が長くなり、砲弾も弾頭装薬一体型の2A48-1Mを使用して威力が増しています。射程2000mで弾頭が装甲に90度の角度で当たった場合の貫通力は、「厚さ何mmの均質圧延鋼装甲を貫通できるか」というRHA換算で1000mmとされます。「レオパルト2」のラインメタル120mm55口径砲は、同条件で750mmとされています。
防御力はどうでしょうか。T-14はT-72よりも転輪数が1個多いなど、車体は大型化して全長は1m以上、長くなっていますが、重量は48tから50tとされ、T-72の46tとさほど変わりません。これには、従来の防弾鋼鈑と同等の抗堪性(攻撃に耐え機能を維持する能力)を15%軽量化しても実現できるという新鋼鈑を使っていることと、先に紹介したような砲塔の無人化が関係しています。推定では、砲塔と車体前面の防御力のRHA換算は、運動エネルギー弾で900mmから1000mmとされています。
対するレオパルト2は、同条件で680mmから700mmとされています。両車の攻撃力と防御力を単純比較すれば、T-14は「レオパルト2」をアウトレンジで撃破できることになります。
T-14のパワープラントは、X型という特殊なシリンダー配置の1500馬力/2000rpm液冷12気筒ターボチャージャー付ディーゼルエンジンと12速オートマチックトランスミッションを組み合わせたものです。突起の少ない四角形にまとめられ、車内レイアウトもしやすくなっています。出力/重量比は31.25hp/tから30hp/tで、機動力にも優れます。「レオパルト2」のパワーパックは、信頼性には定評のあるMTU社製です。出力/重量比は23.8hp/tで、重いぶんT-14より機動性は劣ります。
ドイツ首相は「マーティン シュルツ」ではなく「オラフ ショルツ」です。「シュルツ」は前回の首相選で破れた人物です。人名は正確に!
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
モスクワ赤の広場(アスファルト整地路)でパレード中に、ただゆっくり走るだけで壊れる信頼性の無さ。
これがロシアの最新鋭主力戦車って...
It was 7 years ago, and the reason was not a breakdown, but a mechanic's mistake, and it was a parade rehearsal, not a parade