立派な道路がプツリ 横浜の住宅街「恩田元石川線」のナゾ どこへ延ばす? 反対側で動きアリ
鉄地区では拡幅事業が始動
一方、この行き止まりの反対側、南に目を向けると進展がありました。
恩田元石川線の中央分離帯は、行き止まり地点から南へ約1.5km進んだ辺りで途切れ、以降は谷筋に沿う曲がりくねった道になります。この中央分離帯が途切れた辺りから横浜上麻生線(新道)との交点まで約1.2kmについて、横浜市道路局が2022年11月、道路整備事業に着手したのです。
一部には歩道もない曲がりくねった道を、直線に近いルートとしたうえで、自転車通行帯や歩道も設けた幅員22mの道路にする計画です。事業期間は2030年度まで。横浜市道路局は整備効果について、歩道整備による歩行者の安全性向上に加え、幹線道路ネットワークが構築されることで移動路交流の円滑化が図られ、特に災害時には緊急輸送路の機能が強化されるとしています。
また嶮山(けんざん)付近で建設が予定されている、市営地下鉄ブルーライン新駅へのアクセス性も向上するとしています。ただ、用地測量や取得などは今後行われるため、着工はまだ先となりそうです。
【了】
コメント