パトリオットミサイルを使いロシアの極超音速弾道ミサイルを撃墜か ウクライナ国防省が発表
本当なら快挙か?
ロシアご自慢のミサイルが初撃墜か?
ウクライナ国防省は2023年5月6日、ロシアの極超音速弾道ミサイルであるKh-47M2「キンジャール」を、パトリオットミサイルにより撃墜したことを確認したと発表しました。
このことが事実であれば、「キンジャール」が地対空ミサイルシステムで撃墜された初めての事例となります。現地メディアの報道は、現在独自の極超音速兵器をテストしているアメリカにとって、同ミサイルの残骸は大きな関心事になるであろうとしています。
極超音速弾道ミサイルである「キンジャール」は、ロシア国防省や同国の国営メディアによると最大速度はマッハ10で、母機であるMiG-31K戦闘機が帰還可能なギリギリのエリアから発射すると射程は2000kmあるとされています。
ロシアは「キンジャール」の威力を度々喧伝していますが、その有効性については疑問視する専門家の声もあり、ロシア軍がウクライナ侵攻で初めて使用した2022年3月には、アメリカ国防総省の高官が、「軍事的に実用性がない」と述べたこともあります。
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