「新潟で引退→奇跡の復活」JR南武線の新顔「E127系」ついに首都圏到着へ
「新潟から首都圏へ転属」という珍しいケース。
JR社員と一緒に「お迎え」!? 車両基地で撮影会も
JR東日本が南武線の浜川崎支線(尻手~浜川崎)に投入を予定しているE127系電車が、2023年6月5日(月)に川崎市にある同線の車両基地「鎌倉車両センター中原支所」に到着します。
E127系は新潟県の越後線などで走っていましたが、昨年3月にいったん引退。車齢が比較的若いため、去就が注目されていましたが、2023年2月に南武線浜川崎支線への転属が発表されています。「新潟から首都圏への転属」という、珍しいケースになります。
首都圏でのJR通勤車では珍しい「3扉車」であることが特徴。車体ライン塗色はもともとの「濃緑・黄緑」のラインから南武支線の「エメラルド・黄」のラインに塗色変更されます。先日も長野総合車両センターでは、転属に向けた改造とともに車体色が変更されたE127系が目撃されており、SNS等で話題になりました。デビューは「2023年度内」としています。
川崎へ到着した当日には有料撮影イベントも開催。主催するJR東日本横浜支社は「中原支所社員もこの日がE127系とのはじめての対面となりますので、一緒にE127系を迎え入れましょう!」としています。
イベントでは、入区線から検修庫に入るシーンや検修庫の中での撮影(ピット線撮影)が可能。ピット線撮影では、パンタグラフを上げた状態(加圧状態)のE127系を撮影できるとしています。
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