“倍返しの地”解禁へ! 羽田空港「封印されし旅客ビル」とは 3年間の“封印期間”、納得の活用法

新型コロナによる需要減退の影響で3年以上閉鎖が続いていた、羽田空港第2ターミナル国際線エリア。この閉鎖期間中、このエリアはどのように活用されてきたのでしょうか。

ドラマデビュー戦は「半沢!」

 新型コロナウイルス感染拡大で、2020年3月の供用開始からわずか2週間足らずで閉鎖された羽田空港第2ターミナル国際線エリア。この“封印されし空港ビル”が2023年7月19日より、3年ぶりに運用を再開します。閉鎖状態の約39か月間、この施設はどのような使われ方をしてきたのでしょうか。

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羽田空港第2ターミナル国際線エリア(乗りものニュース編集部撮影)。

 第2ターミナルは長らく、国内線専用の施設として運用されていました。コロナ前は、羽田空港の国際線が大幅な増便が見込まれ、ANA(全日空)の一部国際線が発着できるよう、第2ターミナルの一部を拡張する形で、国際線エリアが誕生しました。しかし、先述のとおりコロナ禍で国際線は大幅に減便され、できたばかりだった国際線エリアは一般の旅客が入れない状態が続いていました。

 それでも同エリアは、閉鎖期間中さまざまな用途に使用されてきました。そのなかで、もっとも華々しい活用法のひとつが、ドラマやCMなどを始めとする作品のロケ地としてです。

 羽田空港を運営する日本空港ビルデングによると、第2ターミナル国際線エリアで初めて実施されたテレビドラマのロケが、2020年に大ヒットしたTBS系列テレビドラマ『半沢直樹』の帝国航空編でした。ロケ当日は、画面表示などを架空の航空会社に変えるなどの準備をし、撮影が実施されたとのことです。

【写真】羽田空港「封印されしエリア」の内部&激変時の内部

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