「旧高松空港」のいま 移転から30年超…空港の面影は残ってるのか? 実際に訪問

旧高松空港に行ってみた

 そのような旧高松空港の跡地に実際に行ってみました。

 かつて駐機場やターミナルビルがあった場所は、「サンメッセ香川」という総合コンベンション施設が建っています。滑走路があった区画は大学や図書館、研究所などが立ち並んでおり、一部は広大な駐車場としても使用。滑走路東端部の区画は住宅メーカーの社屋が、西端部は大手レンタルDVD店が建っていました。

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旧高松空港の石碑(山口真紀子撮影)。

 空港として運用を終えて35年近くたつ2023年現在、この区画は、航空写真で見ると「旧空港を生かした施設群」らしさは残るものの、跡地を探索するかぎりではその”面影”はほとんどありません。強いて言うなら、「サンメッセ香川」前の道路がやけに真っ直ぐなくらい、といったところでしょうか。

 ちなみに、「サンメッセ香川」の駐車場脇には、ここが旧空港であったころを示す石碑が、ひっそりと掲げられています。

【了】

【写真】滑走路跡地は「それっぽい」? 旧高松空港を探索

Writer: 山口真紀子

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