パトカー・白バイっていくら? クラウンやホンダCBの納入額とは “億車”もあるぞ!

白バイっていくら?

 では、白バイはどうでしょうか。

 白バイで圧倒的なシェアを誇るのが、ホンダのCB1300Pです。全国47都道府県の警察本部に納入されており、前出のクラウンパトカーと同様、2019年も国費調達されています。

 公開されている調達情報によると、2019年3月に落札された白バイは総額3億3242万4000円で、調達台数は228台でした。ここから計算すると、1台あたりの単価は145万8000円です。

 こちらも無線警ら車と同じく車種は明記されていませんが、落札者はホンダとなっているため、CB1300Pになります。

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ホンダ「CB1300P」の白バイ(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、高額な警察車両としてはどのようなものがあるのか調べてみたところ、同じ年に調達されている特殊車両「常駐警備車」を見つけました。

 常駐警備車は重要防護施設の常駐警備で用いるための車両で、各都道府県警察の機動隊などに配備されています。万一の際にバリケードの役割を担えるよう、壁のような背の高い形状をしています。側面は足をかけてよじ登ったりできないよう突起物やへこみがほぼなく、壊れやすい赤色灯は埋め込み式で、フロントガラスなどは装甲板で覆えるようになっています。なお、不整地走破性は重視されていません。

 2019年6月に常駐警備車を落札していたのはヤナセテックで、総額1億4234万円、調達台数は5台。これを計算すると、1台あたり2846万8000円でした。

 これより高い警察車両というと、どんなものがあるでしょうか。

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