日本海ウロウロしたロシア情報収集艦 今度は津軽海峡抜け太平洋へ 防衛省
今月初旬には太平洋から日本海へ西進しています。
8月上旬には佐渡から能登半島沖を航行
防衛省・統合幕僚監部は、2023年8月19日(土)午前4時ころ、北海道松前町の大島近海、南西40kmの海域で、東進するロシア海軍のヴィニシャ級情報収集艦1隻(艦番号「208」)を確認。その後、当該艦艇が津軽海峡を抜け太平洋へ向けて航行したことを確認したと発表しました。
この情報収集艦は、今月4日(金)から5日(土)にかけて、津軽海峡を西進したものと同じタイプ、番号の艦です。同艦は6日(日)から9日(水)にかけて津軽海峡西側の接続水域内を南北に遊弋した後に南下し、11日(金)に能登半島(石川県)北側の接続水域を抜け、日本海へ向けて航行しています。
今回の津軽海峡を抜けて太平洋へ向かっていった航行に対し、海上自衛隊は、北海道の函館基地を母港とする第45掃海隊所属の掃海艇「いずしま」や、青森県の八戸航空基地に所在する第2航空群のP-3C哨戒機によって、所要の情報収集や警戒監視を行ったとしています。
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