ロシア軍の戦闘機を撃破か 上空から「攻撃の瞬間」を捉えた映像が公開される 防空システムも標的に

ウクライナ国防省は、ロシア西部クルスク州のハリノ飛行場を攻撃し、ロシア軍のMiG-29戦闘機と「パーンツィリ-S1」防空システムを撃破したとする映像を公開しました。

MiG-29戦闘機と防空システムが攻撃を受ける

 ウクライナ国防省は2026年7月21日、ロシア西部クルスク州のハリノ飛行場を攻撃し、ロシア軍のMiG-29戦闘機と「パーンツィリ-S1」防空システムを撃破したとする映像を公開しました。

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ロシア軍のMiG-29戦闘機(画像:ロシア国防省)

 ハリノ飛行場は前線から約100km離れており、これまでにも度々ウクライナ軍の攻撃を受けています。ウクライナ軍が2024年8月に実施した攻撃では、飛行場に駐機されていた「オリオン」無人機が撃破されたことが衛星画像によって確認されています。

 ウクライナ国防省によると、今回の攻撃はウクライナ陸軍の第15独立砲兵偵察旅団が実施したとのこと。公開された映像は、ハリノ飛行場でMiG-29戦闘機と「パーンツィリ-S1」防空システムが攻撃を受ける瞬間を上空から捉えたもので、ドローンで撮影したとみられます。

 MiG-29は旧ソ連時代に開発された戦闘機で、ロシア軍とウクライナ軍の双方が実戦配備しています。ウクライナ軍では主力戦闘機の座にありますが、ロシア軍ではスホーイ系戦闘機の影に隠れ、存在感が薄くなってきています。ロシア軍には、大規模な近代化改修を施したMiG-29SMTと呼ばれる機体も存在します。

 今月初旬にはロシアが一方的に併合したクリミア半島にあるベルベク飛行場でも、MiG-29が攻撃を受けていました。

「パーンツィリ-S1」は、4連装の30mm機関砲と対空ミサイル57E6を8発搭載した自走式の近距離防空システムです。ロシア軍では、長距離の防空を担当するS-400地対空ミサイルと合わせて配備されるケースが多く、S-400を敵の攻撃から防護する役割も担っています。

 ちなみに「パーンツィリ」とは、ロシア語で「鎧」や「甲冑」を意味します。

【画像】ロシア軍のMiG-29戦闘機が撃破される瞬間

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