「圧倒的な個室感」高速バス…これ住めるかも! ウィラー新シートの狙い でも“座るまで”が大変!?

ウィラーの夜行高速バスに導入される新シート「ドーム」を体験。「圧倒的な個室感」「隠れ家のようなプライベート空間」をうたう新シートが配された車内は、まさに異空間でした。

狙いは「高速バスカムバック層」

 取材では同じシェル付き3列シートの「リボーン」にも乗車しましたが、リボーンは全18席で、シートピッチが158cmも確保されており、かなり広々としていました。車両も、リボーンがスーパーハイデッカータイプの三菱ふそう「エアロクイーン」に対し、「ドーム」は「プライム」と同じくハイデッカータイプの「エアロエース」なので、床から天井までの高さが低め。リボーンにはシェルがありませんが、プライムと比較すると、改めてリボーンの高級感を認識しました。

 今回の新シート「ドーム」はグレード的にも、4列シートのプライムと、リボーンの中間に位置付けられます。運賃は東京~名古屋線の場合、プライム4300円~、ドーム6900円~、リボーン9000円~となっています。なお、ドームは1+2席配置のうち独立した1席は500円高に設定されています。

「安価な4列のリラックスは、学生さんを中心にご乗車いただいていますが、就職されると高速バスから離れてしまう方もいらっしゃいます。そうした方に、もう一度ご乗車いただけるようなシート」とウィラーの担当者は話します。

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「ドーム」はピカピカの新車エアロエースに搭載される(乗りものニュース編集部撮影)。

 むしろ、シェル型シートで26席というのは、かなり詰め込んだ印象すらあります。高速バスの収益は座席数がカギを握るのです。新シートのドームは、4列に慣れた人へ、ちょっと高級かつ個室感の高い3列シートを提供する側面もありそうです。もっとも、バスのシェル型シート自体、ウィラーエクスプレスならではのものではありますが。

 ドーム搭載車はまず、東京~名古屋線の夜行便でデビュー。年内には東京~大阪線にも導入される見込みです。

 ちなみに、ドーム搭載車にもリボーン搭載車にも、車内にトイレはありません。トイレは高速道路での休憩時に済ませます。女性の利用者が6割を超えるウィラーでは、車内トイレがあるほうがむしろ「においが気になる」などの意見があるといい、歴史的にトイレ付車両のほうが少数派となっています。

【了】

【え…こんなバス見たことない!】新シート「ドーム」の驚くべき快適さ(写真)

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