駐車時「パーキングブレーキをかけない」人がいるのはなぜ? 「P」レンジにすれば十分止まるけど
「パーキングブレーキかけないで」が一因?
では、なぜパーキングブレーキをかけない、という選択をする人がいるのでしょうか。同氏によると、「寒冷地では、冬季にパーキングブレーキをかけると凍結して戻せなくなることがあります。このため、冬季でなくても、パーキングブレーキをかける習慣そのものがないという人もいます」とのこと。
実際に寒冷地では、パーキングブレーキをかけない傾向があるのでしょうか。
北海道指定自動車教習所の団体に聞くと、北海道の教習所で使われている教本でも、「冬道ではサイドブレーキを引くと、凍結して動かなくなることがあります」と書かれているそう。「夏もその延長線上でかけない人が多いでしょう」といいます。
しかしながら、前出の通り現在ではエンジンオフと同時に自動で電動パーキングブレーキがかかる車種もあります。駐車時にパーキングブレーキをかけていないクルマそのものが、だんだん減っていると考えられます。
しかし、国産車の説明書では、寒冷地では電動パーキングブレーキも凍結の可能性があるので、パーキングブレーキをかけずに、輪留めをしてほしいと書いてあるものがあります。一方で、輸入車ではそのような記載はあまり見られません。電動パーキングブレーキにも複数の方式があるので、本格的な冬の到来前に説明書を改めて確認するのもよいかもしれません。
【了】
タイトルがおかしい。がっかりした。