前代未聞の空港兼「養蜂場」!? 1日2便の萩・石見空港があまりにクセ強な件 あの手この手で盛り上げろ!

萩・石見空港の個性強すぎな取り組みの数々

 2008年、萩・石見空港では飛行機の離着陸がない時間帯を活用して、全国初の「現役空港で唯一滑走路を走れるマラソン大会」を開催しました。この大会は2023年も続く名物イベントです。

 そして、文字通り“モノ”の名物もあります。2016年からはターミナルビル管理会社が空港内に、国内のみならずアジア地域初となる養蜂場を設け「空港はちみつ」を発売。このはちみつは過去に国内で「最もおいしいはちみつコンテスト」を受賞したこともあるそうです。

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萩・石見空港で売られている「空港はちみつ」(乗りものニュース編集部撮影)。

 おもてなしもユニークです。萩・石見空港のある益田市では柴犬のルーツとなった石州犬が生まれた場所であることから「柴犬発祥の地」をアピールしており、一部到着便では、柴犬による出迎えが実施されています。このほか2022年には、益田発の女性アイドルグループを萩・石見空港アンバサダーとして任命し、空港圏域の観光情報を発信する活動を展開しています。

 空港利用を促進するキャンペーンも展開されています。たとえば、同空港を利用し、島根県内の宿泊施設に1泊する2名以上の乗客に対し、レンタカー(2日間)を3000円で利用できる企画を実施中。年末年始などを除き2024年3月末まで、この価格で借りることができるとのことです。

【了】

【写真】えっ…これが「萩・石見空港」の館内です

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