自家用機で来てOK!「米軍横田基地」知られざる重要会議に出席 関東上空の“交通統制” 行っている現場は?

アメリカ空軍の横田基地が定期的に行っている航空安全会議が、新型コロナの影響で4年ぶりに開催されました。一般的にはほとんど知られていないミーティングですが、一体どんなことを行っているのでしょうか。

普段は立ち入り不可のレーダー管制室も見学OK

 会議の後は、いくつかのグループに分かれて、横田基地に配備されているC-130J輸送機や管制塔、レーダー管制室の見学となりました。

 管制塔の見学では、実際の管制塔に登る前に管制官訓練用のシミュレーターを使って管制塔業務の説明が行われました。そこは、実際の管制塔で使われている管制卓と全く同じ設備が用意されており、窓に相当する部分は全てディスプレイとなっていて、そこに管制塔から見える景色と航空機が映し出される仕組みです。

 画像では雨や霧などあらゆる天候の中で、輸送機や戦闘機などいろいろな種類の航空機がリアルな画像で投影されます。そのような設備を使って、教官役の管制官が航空機のパイロット役を演じることで、無線交信の訓練が行われるといいます。なお、アメリカから来日し横田基地に配属される管制官は、本土の基地で同じシミュレーターを使用することにより、横田基地に着任する前から同基地の管制業務に関する訓練を受けることが可能とのことでした。

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横田基地で開催された航空安全会議のセッションミーティング(画像:アメリカ空軍横田基地)。

 シミュレーターで説明を受けた後、いよいよエレベーターに乗って実際の管制塔へと移動です。管制塔では普段の管制業務の説明をはじめ、無線機が故障した場合に使用されるライトガンの実演も行われました。ライトガンは無線交信が不能になった航空機に向けて、赤色と緑色の光を投射することで、離陸許可や着陸許可を与える方法です。

 一方、レーダー管制室においては、実際の管制業務が行われているレーダーの画面を見ながら、表示される情報や表示される範囲などの説明を受けました。レーダー画面はどれも液晶の大きな画面ですが、表面の反射を最小限に抑えて小さな点でも見逃すことがないよう、室内は照明の照度が下げられており、暗い環境が維持されています。

【一般人は原則入れません!】これが「横田空域」を管制するレーダー管制室の内部です(写真)

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