重巡じゃゴジラに勝てない…戦艦「大和」ならどうよ!? 世界最大の戦艦が勝つために必須の戦法とは

大ヒット中の映画『ゴジラ-1.0』。この作品では、20.3cm主砲を持つ重巡洋艦「高雄」が大怪獣「ゴジラ」と交戦します。では「ゴジラ」と戦うのが、世界最大の46cm主砲を備えた戦艦「大和」だったらどうなったでしょうか。

「高雄」とは段違い!「大和」の主砲威力は?

 劇中では、この「高雄」が、20.3cm主砲で「ゴジラ」を砲撃していました。「ゴジラ」は驚異的な細胞再生能力を持っていたため、ダメージを受けるものの、当該箇所をすぐさま復元させていました。

 ただ、再生こそしているものの、命中した部分は色が変わっており、ある程度表面を破壊した後で再生しているように見えます。つまり、表面硬化された徹甲弾であれば、「ゴジラ」の表皮を傷つけられるということです。

 ならば、史上最大の艦載砲である46cm主砲を搭載した、戦艦「大和」が「ゴジラ」と戦ったなら、「高雄」よりも有利に戦えたのではないでしょうか。

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進水後の1941年9月20日、呉で艤装中の戦艦「大和」。艦後方から撮影しているため、写真の砲塔は後部の3番砲塔(画像:アメリカ海軍)。

 史実の「大和」は1945(昭和20)年4月7日に沖縄行きの途中、鹿児島県の坊ノ岬沖合でアメリカ海軍の艦載機によって撃沈されていますが、もし沖縄へ行かず、無傷で終戦を迎え、クロスロード作戦の原爆実験にも使われず、賠償艦扱いから日本へ一時供与されて、対ゴジラ戦に投入されたらどうだったのでしょう。

「高雄」の代わりに「大和」が戦った場合、主砲の威力が段違いです。「高雄」の20.3cm 50口径砲は、徹甲弾重量125.85kg、初速835m/秒。射程10kmで190mm、20kmで114mm、29.3kmで74mmの鋼板貫通力を持ちます。

 一方、「大和」の46cm 45口径砲は、徹甲弾重量1460kg、初速780m/秒。射程0mで864mm、18.2kmで521mm、27.4kmで391mmもの鋼板貫通力を持っています。

 しかも「大和」の主砲は貫通力だけでなく、砲弾重量も段違いです。そのため、同一条件での運動エネルギーで比較した場合、「高雄」の主砲弾は43.8メガジュールなのに対し、「大和」の主砲弾は444.1メガジュール、つまり約10倍の威力を持っているとも言えるのです。

【デカっ!】これが戦艦「大和」の46cm主砲弾、実物です(写真)

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