西側戦車を生け捕ったら…とんでもない報奨金! 喉から手が出まくっているロシアの本音

ウクライナ侵攻の初期は、ウクライナが西側兵器を要望しても、欧米はなかなか応じませんでした。理由のひとつはロシアに鹵獲されることを恐れたから。ロシアでは、西側兵器を稼働状態で鹵獲した者に莫大な報奨金を与えるとしています。

政府もついに支払いを表明

 ロシア政府もこれらの報奨金を支持し、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「これらの戦車は我が軍によって破壊されることになるだろうが、(中略)このようなインセンティブがあれば、より兵士の士気は上がるだろう」と述べています。

 ついにロシア政府も報奨金を出す意向を示し、シベリア南部ノボシビルスクの市長室がロシア国防省の報奨金だとして、レオパルト2、M1、チャレンジャー2戦車の破壊に対して50万ルーブル(約80万円)、HIMARSと地対地ミサイル「トーチカU」発射装置の破壊に対して30万ルーブル(約47万円)、ヘリコプターに20万ルーブル(約32万円)、旧式戦車に10万ルーブル(約16万円)を提供するとSNSに投稿しています。

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鹵獲作戦に参加したロシア兵の1人。左胸に、授与された勲章を付けている。

 戦場では、敵の兵器を鹵獲することは普通に行われており、性能を調査研究したり、再整備して自国戦力に組み入れたりすることもあります。最新のロシア戦車であるT-90Aもすでに複数が鹵獲されており、取り付けられていた反応装甲(ERA)の中身の映像はSNSで拡散。ウクライナは積極的に鹵獲戦車を修理して自軍で使っています。

 ロシアは鹵獲したM2をSNSに晒すだけでなく徹底的に分析するでしょう。特に注目するのは搭載されている25ミリ機関砲「M242ブッシュマスター」で、あえて自軍装備に試射し、装甲の改良や対策を練る資料としています。

【写真】“生け捕られた”アメリカ製の戦闘車

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