「アクアラインとめます」抜本的な“渋滞対策”実施へ 首都高湾岸線まで延びる長~い下り線渋滞 終止符なるか
これはスムーズになりそうです。
湾岸線まで長く延びる渋滞の改善へ
NEXCO東日本は2023年12月25日(月)、東京湾アクアラインで渋滞対策に伴う区画線変更工事を行うため、夜間通行止めを実施すると発表しました。
以下の日程で、東京湾アクアラインの下り線(川崎浮島JTC→木更津金田IC)、ならびに首都高K6川崎線上り→アクアライン下り線への連絡路が通行止めとなります。
・区間1:東京湾アクアラインの下り線(川崎浮島JTC→木更津金田IC)通行止め
・実施日:2024年1月29日(月)夜23時~翌朝5時(予備日あり)
・区間2:首都高K6川崎線上り→アクアライン下り線ランプ
・実施日:2024年2月5日(月)~7日(水)、各日夜21時~翌朝5時(予備日あり)
区画線変更が実施されるのは、川崎浮島JCTからアクアライン(木更津方面)に向かう合流部です。通常の車線規制などでは施工ができないため、通行止めをして工事を集中的かつ効率的に行うとしています。
●首都高まで延びる「アクアライン下り線渋滞」対策へ
区間1の通行止め完了後は、川崎浮島JCTの合流部(アクアトンネル入口の手前)で通行方法が変更となります。
現在は、首都高湾岸線方面からくる2車線が左から、首都高K6川崎線からの1車線が右から合流し、その後に最も左側の車線が終了しています。これを改め、「最も右側の車線」つまり川崎線からの1車線が終了する形になります。
従来、湾岸線からの2車線は、左側車線が終了するため、そこで右側へ車線変更する必要がありましたが、変更後は湾岸線からの2車線がそのままアクアトンネルへ直通するようになります。逆に、川崎線側は車線が終了する形になるため、いわゆる「右から合流」を強いられるようになります。
アクアライン下り線をめぐっては、週末の午前中などを中心に木更津方面へ向かうクルマが集中し、アクアラインから川崎浮島JCTで接続する首都高湾岸線の双方向へと渋滞が長く延びることがあり、この合流部での車線移動も流れを悪くしている要因のひとつといえます。この区画線の変更でどれだけスムーズになるかが注目されます。
【了】
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