ロシア兵器に“日本製部品”どこから?「兵器生産力が回復している」ウ機関が明らかに 部品輸入の抜け穴とは

ウクライナのキーウ経済大学研究所が、西側諸国のロシア制裁に関する調査資料を公開。ロシアは兵器の部品の調達などが厳しくなっていると思いきや、生産能力を持ち直していることが強調されています。

実は日本の製品も使われている!?

 調査した兵器に使われていた約2800点の外国製部品のうち、72%はアメリカに拠点を置く企業からもたらされており、スイスが6%、日本が5%と続きます。ロシアと関係が深いとされている中国からの部品は、意外にも4%程度しか使用されていなかったとのことです。

 ロシアは欧米や日本などの外国製部品を、経済制裁の抜け穴を利用し、中国、香港、トルコなどの代理店を通じて入手しているようです。調査によると、2023年1月から10月までの軍需部品の輸入のほぼ半分が、こうした生産企業から第三国経由でもたらされているようです。

 また報告書では、工作機械の動作をコンピュータで自動化する、CNC工作機の輸入状態について特に注目しています。

 CNC工作機2023年1月~10月の輸入額は2億9200万ドルとのことで、これは制裁前と比べ33%も増加しているとのことです。輸入した製品を生産している企業の国別では、ドイツ(42.3%)、韓国(20.7%)、台湾(19.5%)、アメリカ(7.1%)、日本(6.9%)と、こちらも西側の企業が多くなっています。

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最新鋭機であるSu-57の生産ライン(画像:ロシア国防省)。

 CNCは、兵器外板や航空機、ミサイル、ドローンなどの各部品を製造するに欠かせない機械ということで、資料ではこの分野の機械に関しての制裁も強く訴えています。

【了】

【あ、筒が段々と…】これが、ロシア製ミサイルの製造風景です(写真)

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