空港がより近く! 高速直結の無料バイパス「松山外環状道路」24日いよいよ延伸

松山外環状道路の本線部が延伸します。

余戸南IC~東垣生IC間の本線部開通

 愛媛県松山市の国道56号松山外環状道路が、2024年2月24日に延伸します。

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開通を控えた松山外環状道路本線部の余戸南IC~東垣生IC間(画像:国土交通省四国地方整備局松山河川道路事務所)。

 松山外環状道路は、松山道の松山ICや松山空港、松山港といった交通拠点を結びながら松山市街を環状に結ぶ地域高規格道路です。放射状にのびる国道11号・33号・56号や県道などをヨコにつなぎ、市中心部に向かう交通の分散も図ります。

 道路は、本線部(信号のない自動車専用道路)と側道部で構成されます。本線部は4車線(片側2車線)・設計速度60~80km/h、側道部は2車線(片側1車線)・設計速度40~60km/hです。

 計画ルートは松山市内の来住町(国道11号)から北吉田町(県道18号松山空港線)までの10.6kmですが、このうち本線部は松山ICに接続する井門IC(国道32号)~余戸南IC(国道56号)間4.8kmが、側道部は井門IC~空港付近(一部除く)がそれぞれ開通しています。

 そして24日に開通するのは、本線部の余戸南IC~東垣生IC間2.4kmです。道路は暫定2車線で整備されます。

 国土交通省四国地方整備局の松山河川国道事務所によると、松山IC~松山空港間の所要時間は、現在の約17分から、東垣生IC延伸後は約13分に短縮される見込みです。

 なお、本線部で未開通の東垣生IC~松山空港IC間や、東側の来住IC(仮称)~井門IC間は引き続き事業が進められます。

【了】

【地図】松山外環状道路の開通区間を地図で見る

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