駅員すら「取れたの初めて…」 人気列車のきっぷ予約は本当に“無理ゲー”なのか? 驚異の競争率&入手のコツ
10時打ち失敗… ムムッ、旅行会社か
「サンライズ瀬戸・出雲」の個室寝台はインターネット予約サービス「e5489」でも購入できるので、現在は自身のスマートフォンなどでも「10時打ち」できます。しかし、インターネット回線は駅の「みどりの窓口」より圧倒的に遅く、10時にアクセスが集中して落ちやすいうえに、かつ発券までの手間が多いため、かなり困難といえます。
もっとも、複数人での予約を狙った人が、余計に取れた分をキャンセルすることがあるので、「e5489」での「10時打ち」が無駄ということはありません。午前10時から10分間くらいはキャンセルが出る可能性があるため、スマートフォンで何度か挑戦する意味はあります。
ちなみに、発売開始時点ですでに予約されているケースもあります。旅行会社のツアーできっぷが販売前に押さえられている場合です。ある観光列車では、大手旅行会社が「全席確保」を売りにしたツアーを販売していました。こうした列車だと「10時打ち」をしても絶対に予約できません。ツアーに予約した乗客がキャンセルした場合のみ、一般売りされるということになります。
レアきっぷは記念日や臨時列車を除けば、現代でも夜行列車に多いといえるでしょう。臨時列車なら夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」が人気です。
「WEST EXPRESS 銀河」については、JR西日本の事前申し込みサービスを使えば、インターネットからでも同一条件で「10時打ち」が可能ですので、純粋に「運」ということになります。ただし「グリーン個室プレミアルーム」と「ファミリーキャビン」は、事前申し込みの対象ではないため、こちらは「みどりの窓口」で「10時打ち」をしないと、予約はかなり厳しくなります。
では、実際の競争率はどの程度なのでしょうか。複数の知人に謝礼を支払い、10時打ちに協力してもらいました。複数人で別の駅に分かれ、そのうち何人がレアきっぷを取れるのか確かめてみたのです。少しでも窓口への対応負担と予約の競争率を下げるために、3月平日発の下り「サンライズ瀬戸・出雲」と「WEST EXPRESS 銀河」のレア設備を狙ってみました。
脅威→驚異
競争率が高いのは、もうこれしか走ってないからでしょ
ブルートレインがあったころは空気輸送でガラガラだったよ
写真へのリンクに毎度毎度「わっ!」だの「えっ!」だの書いてあって鬱陶しい。品の無いバナー広告じゃないんだからさ・・・