「ブツ切れ本線」に新駅続々?信越線の安中~磯部間でも検討へ 市が調査に本腰
信越線の駅間がどんどん短くなる?
信越線で新たな新駅構想が始動
群馬県安中市は、信越本線の安中~磯部間に設置する新駅の検討を本格化させます。2024年度当初予算案に、新規事業として新駅構想の基礎調査費と駅周辺まちづくり検討費を計上しました。
信越線は、高崎駅から新潟駅までを結んでいましたが、1997年の北陸新幹線開業により、横川~軽井沢間が廃止。高崎~横川間は「盲腸線」となっています。高崎~横川間では、高崎市内の北高崎~群馬八幡間でも新駅の計画があり、2026年度に開業する予定です。
安中市は、2029年度に全線開通を予定する西毛広域幹線道路と信越線の交差部で新たなまちづくりを検討しており、新駅はその付近に設ける想定です。
新駅は西毛広域幹線道路により、市内だけでなく富岡市方面からの乗降客も想定。朝夕における安中駅と磯部駅の渋滞緩和、沿線にある学校の通勤通学の利便性向上などが見込まれています。今後、具体的な検討が実施される見通しです。
【了】
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