おっさんホイホイ!? バイク業界を席捲「ネオクラ」とは “パパ感涙” ビジネスが理にかなっているワケ

昨今の二輪業界では「ネオクラ」がムーブメント。シニアから若手まで魅了するその流れのスゴさは2024年3月下旬に開催された「東京モーターサイクルショー」でも見られました。

「Z900RS」ホント多すぎ!

 日本のネオクラ市場を事実上、牽引していると言えるモデルが、カワサキの「Z900RS」です。2017年の発売以来、401cc以上の大型二輪クラスでダントツに売れていて、もはや「キング・オブ・ネオクラッシク」と言えるほどです。実際、遠出すると必ずと言ってよいほど出会うバイクで、休日のツーリングで数えてみたら、両手の指だけでは足りないほどでした。

 Z900RSは、ネイキッドのなかでもスポーツ性に優れた「ストリートファイター」と呼ばれるモデルのZ900をベースに、往年のカワサキの名車「Z1」や「Z2」に似た外観をまとったネオクラ・バイクです。そのため、カラーリングもZシリーズの象徴とも言える「火の玉カラー」や「玉虫カラー」を採用しています。

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RKブースに展示されていたヨシムラカスタムのZ900RS。伝統のストレート管がレーシーな雰囲気を醸し出す(石津祐介撮影)。

 筆者(石津祐介:ライター/写真家)は、個人的にはストリートファイターモデルが好きなので、バイクを購入する際にZ900の見積もりをお願いしたところ、ネオクラのRS人気が凄すぎてか「Z900ですか? RSじゃなくて?。Z900、あまり人気なく在庫ないので、Ninja(ニンジャ)どうですか?」と別モデルを勧められたほどです。

 これだけの圧倒的な人気ゆえに、カスタムメーカーもレーシーな本気度の高いパーツからドレスアップ要素の強いものまで豊富にラインナップしており、今回の「東京モーターサイクルショー」でも揃ってZ900RSのデモ車を展示するほどでした。

 他にもカワサキのブースでは、小排気量のクラシカルモデル「W230」と「メグロS1」も展示されていました。こちらは、排ガス規制で生産終了になった「エストレヤ」を補完する事実上の後継モデルといえるもの。排気量は230ccと普通二輪免許(いわゆる中型二輪免許)」で乗れるネオクラです。そのため、おそらく待ちわびたファンは多いのではないかと、同社ブースを見て筆者は実感しました。

【おじさん感涙!?】“往年の名車” ソックリなヤマハ「XSR900GP」 ワイズギアの外装キットも(写真)

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