巨大な“足場要塞”お見せします 上信越道の「岩塊撤去工事現場」6月公開 険しい現地は設備もスゴい!

NEXCO東日本が、上信越道の「北野牧工事」の現場を公開します。

「北野牧工事」の現場を公開

 NEXCO東日本長野工事事務所は2024年5月8日、上信越道で大規模に岩塊撤去を進めている「北野牧工事」の現場を6月に公開すると発表しました。

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長野側からの施工状況(画像:NEXCO東日本)。

 上信越道の松井田妙義IC~碓氷軽井沢IC間にある北野牧トンネル(長さ190m、群馬県安中市)は、長野側坑口上に高さ70mにおよぶ巨大な岩塊があり、2017年から、落石対策として約9万5000立方メートルを撤去する工事が進められています。

 掘削するための運搬路として、仮桟橋や、ダンプトラック2台が一度に乗れるインクラインを設けるとともに、道路の安全対策としてロックシェッド(仮設の屋根)やロックボルト(落石防止のために打設する鉄筋)などを施工しています。

 2023年5月から本格的に掘削を開始しており、現在の岩塊の高さは約50mに。現場にはその岩塊に沿って巨大な足場が組まれており、壮大な光景をつくっています。工事は2028年まで続く予定です。

 今回の現場公開は6月16日(日)に実施。当日は、工事用モノレールへの乗車のほか、巨大なクレーンなどの重機や掘削現場を見学できます。

 参加費は無料。集合・解散場所はJR横川駅です。定員は午前・午後各18組36人(1組2人の応募に限定)。対象は小学生以上ですが、18歳未満が参加する際は、18歳以上の同行が必須です。

 申し込みはNEXCO東日本のウェブサイトで5月22日(水)まで。応募多数の場合は抽選です。

【了】

【写真】山中で進む難工事の現場を写真で見る

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