ロシアのエリート層 無人機操縦が専門の部隊に優先的に配属? 英国防省が指摘

プーチン大統領の息子も所属と噂。

前線からは遠く離れた無人機専門の部隊?

 イギリス国防省は2024年5月11日、ロシアで無人機操縦を専門とする部隊にロシアのエリート層の子どもなどが異常に多く所属していると指摘しました。

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ロシアの無人偵察機「オルラン10」(画像:ロシア国防省)。

「バルス・カスカド」と呼ばれる部隊は、ウクライナでの戦闘地域から遠く離れた場所で活動しているUAV(無人航空機)専門の部隊のことです。

 イギリス国防省によると、この部隊は、ロシア議会下院であるロシア国家院によって設立され、ロシア議会の与党である統一ロシア党の党員や親プーチン派の子どもたちが「異常に多い」部隊とのことで、プーチン大統領の息子も同部隊に所属しているとのことです。

 軍務についているとはいえ、安全が保障された前線から遠く離れた場所で、普通の新兵が行っているような訓練も回避し、ボディガードによって保護されているという話もあることから、イギリス国防省は「安全が保証された上で通常の兵役義務を回避している可能性がある」と指摘しました。

【了】

【ステルス機についていく!】ロシアの最新鋭無人機S70 オホートニク-B(写真)

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コメント

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1件のコメント

  1. イギリス王室の人間だって軍では安全な職場に配置されてますよね。